The catcher in the KIX
最近、K.F.I.A(カワセミ国際空港)*1周辺が妙にざわざわしています。その理由は、ANAがハワイ航路に導入予定の大型航空機「A380」の去就によるものです。「せっかくの特別塗装機だけれど新東京国際空港は遠いからなぁ」と半ば諦めかけていたのですが・・・
就航前の練習飛行で新東京国際空港(NRT)⇔大阪関西国際空港間(KIX)を1日1往復するというニュースが入り、少し色めいています。というのもA380がハワイ航路に就航してしまうと、大阪関西国際空港へ降りることはまずありません。そのため、いまはとてもレアな航空機とロケーションの取合わせが期間限定で実現しています。
これはもう、撮影に行かない理由がありません。初日の飛来には間に合わなかったのですが、翌日曜日にはウミガメ(フライイング・ホヌ)*2を捕獲しに行って参りました。
A380は他のエアラインでも導入しているので、それほど珍しいというモノでもありません。しかしながら、このウミガメを模したひときわ大きな機体が上昇してゆくさまは、まさにハワイの海をゆったりと泳ぐウミガメを彷彿とさせます。この巨大な機体の外装デザインにウミガメを採用した感性にエールを贈りましょう。
ということで無事にフライング・ホヌを見送りました。ところで、ヒトとは欲の生き物です。ぜいたくを言えば、この愛らしいウミガメ君を順光で撮りたかった。そうなると、離着陸の時間帯から考えて、ボートで海上から撮影するしか方法がありません。船酔いは辛いですけれど、次回は海上から攻めたいと思案しているところです。