Kingfisher International Airport
我が親愛なるKingfisher International Airport*1(カワセミ国際空港)は、ひょっとするとどこかの地方空港と似ているかもしれません。そう、日本人なのになぜかラテン系な匂いがする、どこか落ち着きのない人々が暮らすあの都市の空港に・・・
ところで、この空港の滑走路に沿うように流れる1本のクリークがあります。そこにつがいのカワセミが棲んでいることはご存知でしょうか? カワセミが食餌のためのダイビングを繰り返す頭の上を、巨大な航空機が轟音とともに通り過ぎて往くのです。
最先端のカーボン素材で造形された翼を見送り、ふと足元を流れるクリークに目をむけると、ターコイズブルーのうつくしい羽が飛沫とともに水中へと没してゆく。そんなシーンにめぐり合うと自然に口元がほころんできます。
この空港で写真撮り始めてもう7年。ずっと航空機ばかりを撮り続けています。いつか飽きる日がくるのではないかと少々怯えているのですが、飽きたところで他に撮る物が見つかりそうにありません。。。まあ、飽きる日などこないのかもしれませんけれど、他愛もない雑感と写真をすこしづつ記録に残しておこうと思います。