Mt.May
Mt.May*1からの眺望はすばらしく、K.F.I.A(カワセミ国際空港)*2を足もとにみて、遠くK.I.X(関西国際空港)のうねるような大屋根まで見通すことのできる絶好のロケーションです。今朝は、発達した低気圧が北上したことで強い南風が吹いています。ということは、滑走路の運用がいつもとは正反対になる14運用です。
さいわい、低気圧が接近中でも空は薄曇りで、青空ものぞいています。そこで、思い切ってMt.Mayまで足をのばすことにしました。機首を南に向け、大阪湾をバックに滑走路へアプローチする航空機を狙うことにします。それにしても、雲の動きが早いですね、飛ぶように流れてゆきます。
前回の14運用での反省点をふまえつつ、今回はしっかり背景の街並みと航空機を絡めて撮ることに集中します。山上からだとかなり遠いので、500㎜の望遠レンズに1.4倍のテレコンを装着しAPS-C機で撮影しています。フルサイズに換算すると1.000mm超えになりますので三脚も使用しています。
K.F.I.A(カワセミ国際空港)は、海上空港ではなくすこし内陸に寄った場所にあるのですが、それでも、上から見下ろすと海が近いことをあらためて感じさせられます。海上を行き交う貨物船と航空機を一緒に撮ることができるなんて、まるでN.G.O(セントレア中部国際空港)みたいではありませんか。
ということで、午前の2時間で、大小取り交ぜて10機ほどの撮影ができました。さて、今回の反省点はと言うと、陽炎に悩まされたことでしょうか。太陽が雲間から顔をのぞかせると順光で、航空機のボディ色が映えるのですが、そうなるともう航空機の輪郭が陽炎でぼやけてしまいます。かといって、曇りだと航空機の輪郭は多少マシでも、写真全体のメリハリが乏しいように思います。南風が運んできた大量の湿気のせいなのでしょうか?いつものことながら、お天気だけはままなりませんね。。。